適育適生プロジェクトのブースへようこそ!

発達障害当事者であるあっくんが、自らの困難を描いた絵本を出版しました。
当事者研究を行っている東京学芸大学名誉教授の高橋 智教授の監修による、発達障害者支援を考えるきっかけとなる絵本です。

絵本『あっくんはたべられない〜食の困難と感覚過敏〜』、『あっくんはねむりたい』〜眠りの困難と感覚過敏〜』は、フロアのPCコーナーにて、丸善さんの販売サイトからご購入いただけます。

背面の動画はこの自閉症学超会議!のために制作しました。

『謎の感覚過敏の正体に迫る』

発達障害の当事者・支援者・研究者
それぞれの立場から発達障害者支援を考える3者対談

参加者

あっくん (当事者の立場から)
会場に展示している絵本「あっくんはたべられない」「あっくんはねむりたい」の著者
ADHDがあり、感覚過敏や睡眠障害の症状を持っている。

和田 真先生(医学研究者の立場から)
厚生労働省 国立障害者リハビリテーションセンター 研究所 脳機能系障害研究部 発達障害研究室長
医学博士
ヒトとマウスを対象とした多感覚の時空間情報処理と身体図式をテーマに、発達障害の神経基盤の解明とそれを活かした支援法の開発に取り組んでいる。

辻 圭輔さん(支援者の立場から)
社会福祉士・相談支援専門員・公認心理師・精神保健福祉士
ケアサービス ダンデライオン経営(大阪・名古屋)
多種の感覚過敏があるが、大人になって自分で環境調整をすることで困りを低減させている。

ファシリテーター:R-Scope 藤本涼子
発達障害や感覚過敏に関する研究や支援について、一般社会に対してわかりやすく通訳をしながら広めていくことを目指すクリエイター。
あっくんの絵本のディレクションを担当している。

対談内容

00:06:03 感覚過敏と偏食による給食の問題
00:12:13 食の苦手と触覚の関係
00:13:26 大人になると偏食問題は軽減する?
00:18:25 意外と大きい食べ物の見た目の影響
00:22:56 人は色や形で味や食感を予測している?
00:28:42 自閉傾向とベイズ推定の苦手
00:32:34 感覚刺激に対して経験の影響を受けにくいことが過敏に繋がっている?
00:45:11 ルックスケア支援がもたらした変化の実例
00:56:05 過敏は特技につながる…こともある。
00:59:13 今後の取り組みについて

動画はYouTubeで公開しています。
https://youtu.be/_2VoP4n1ilU
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